花葬里

生きたことを、忘れないで。

今起きなかった場合は後悔しますか。

結局四月には間に合わなかった。 それでもやるべきこと、片付けるべき仕事は大体終わらせた。 最後の一週間はちゃんとした午前中が持てるように起きることができて、五月の職場復帰の下準備をできている。 毎朝最初に目覚めたときのこの質問にも「はい」と答…

強くでいて。でい続ける。

何事もない。こういった時期を感謝すべきだと思う。 何かの死に追いやる差し迫った課題がないのは、迷いがちになるが、それでも無心に書物に宿る物語と心を求めるのも、十分幸せだ。 |私を、選んだ欲しかった。 先週水曜日の夜に、ウェブログで、ある投稿が…

死と隣り合わせで答えを求める。

最近読んでいた本に影響されているためか、いつの間にか、なんでも情報収集と分析で対応しようとする。多分この言い方も正確ではない。クリスマスからの作戦で、すでにこの思考回路になっていることは、気づいていた。 それに、貪欲にただただ本を貪るのも嫌…

家族の作り方を、教えてください。

多分これは、日本に来てから、二回目になる。 心に空いた穴が脱皮のごとく、風化した表面の皮を落とそうとして、まだ新しい皮ができていないのに、絡み合った血肉さえも無理矢理切り離して、滲み出た血がゆっくり体から流れ出して、痛くて痛くてたまらなかっ…

寂しい。お腹がすいた。

過ぎた二週間は、思い出しても思わず吹き出してしまうほど、面白かった。 一言でいうなら、そうだな、タイトル通りだ。 |餓死する設定を顔に出しているバカ。 語ろうしたら自分のバカっぷりに呆れるばかりだが、まあ、順を追って書きましょうか。 今年の最…

「真夜中のデートとしゃれこみましょう。」

今年から、読んだ本の感想を残すことにした。 そう決まって最初の本となるのは、今日読み終わったこの一冊だ: ・書名:『三途の川のおらんだ書房』 ・作者:野村美月 ・出版社:文春文庫 ・縁結:2020.12.14 有隣堂(戸塚) |諸々思い出。 出勤先が戸塚に…

2021年の始め方。

2021の年始の出来事について。